佐藤はアジア大会のケイリン、スプリントで金メダルを獲得。前検日の前日に帰国した。「世界選から強度を高め体をつくり直すことができました。自信にはつながりましたが、まだまだ自分の力を高めていかないといけない」と来年のパリ五輪へ向けてさらなる強化を図る。ただ今回は心身ともに疲れは残っている。「うまく自分と向き合って気持ちをしっかりつくっていきたい」と話す。競技とは使用する自転車も違い不利は承知だ。それでもそこは世界のスピードを発揮。一気のカマシ、捲りで後続を突き放す。